2010年11月22日月曜日

Carl Zeiss Planar f1.4 / 50mm


学生の頃、ファッションの雑誌でCONTAX T2で撮った写真を見て「すごいな」と思い、さっそく近所のカメラ屋さんに行ったのですが、「T2は無いけど一眼レフならある」ということでCONTAXのカメラ(たぶんS2)とPlanarのセットを触らせてもらったのが初めての出会い。

当時はAF全盛で、フォーカスリングがスカスカのレンズが多い中、Planarはマニュアルフォーカスでフォーカスリングの適度な重みを感じながら自分で狙ったところにピントを合わせていく感じがとても新鮮でした。

どうしても欲しと思ったのですが、プライスタグを見ると高くて手が出ない。コンタックスといえば高嶺の花。何度かお店に通ったのですが、「CONTAXはお金持ちのカメラだよ」「これから写真やるならNewFM2にしなさいよ」とお店の人に言われ、いつかは欲しいなと思いながら中古のニコンで写真をやるようになったのでした。

それから時が過ぎ、ニコンからEOSに乗り換え、コンタックスのレンズがEOSのボディに取り付けられることを知り、それならあのPlanarを使ってみたいと思い買ってきたレンズ。アダプタを間に挟むため、開放測光ができません。そのため絞りは開放から絞ってf4くらいで使うことが多いです、f1.4と大口径にもかかわらず開放からピントも良くて手放せないレンズです。

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